電磁波測定

サービス内容

電磁波測定 業務内容

※所用時間:概ね2時間程度

様々な事情により、現代医療、メインストリームメディアでは病の原因として扱われることの少ない電磁波について、きちんとしたエビデンスを元に、その正しい知識と対策について、直接訪問の上、測定を通じてお伝えします。

電磁波過敏症と感じている方も、なぜ過敏になってしまうのか、その医学的なメカニズムをわかりやすく解説し、過敏な体質を作ってしまう根本原因と、改善方法も同時にお伝えいたします。

電磁波測定器、電磁波測定レポート、調査報告書

測定後、相談の上、即実施可能な対策はその場で実施いたします。
後日、具体的な測定値やそれぞれの住宅・部屋ごとの最適な対策や考察をまとめた「測定レポート」を郵送させていただきます。

使用機器:ドイツFauser社 FM10

一般社団法人電磁波測定協会EMFAの「EMFAセーフティーガイドライン」に準拠して測定・指導を行います。

EMFAセーフティガイドライン

EMFAホームページ:https://emfa-japan.or.jp/

背景:消費電力と屋内配線の増加

消費電力50年で10倍、屋内配線30年で6倍(1km)

近年、電磁波過敏症の方を診ることが多くなりました。日本は欧米と比べて電磁波に対する知識の普及や対策が非常に遅れていますが、ここまで電磁波による障害が増えている背景としては、50年で消費電力が10倍に増え、そして現代人にとって低周波電磁波の最大の被曝源となる屋内配線の長さが30年で6倍(足し合わせると計1km程)になっていることがあげられます。その他にも、日本という国で使われている電圧の関係などもあるのですが、そもそも、建築関係の方々を含め、ほとんどの方が、電磁波の発生メカニズムと人体への影響、対策方法を知りません。

電磁波障害の特徴

電磁波過敏症 症状

電磁波障害の特徴としては、電場や磁場が測定上高い場所に居ても、よほどの電磁波過敏症でなければ、ビリビリしたり、めまいがしたりなどの症状を自覚することはないため、無自覚に慢性的に被曝し、実は頭痛や倦怠感、不眠、めまい、皮膚疾患などの一因になっていることがしばしば見られます。

また、化学物質過敏症との合併も非常に多いです。「過敏症」というものが生化学的にどのようなメカニズムで起こるのかということと、脳の慢性炎症の関係を考えれば、合併しやすいのは当然のことなのですが、なぜそのようなことが起こるのかということと過敏体質を作っている根本的な原因物質がわかっていない方がほとんどです。原因をきちんと取り除いてあげれば、電磁波過敏症も化学物質過敏症も治ります。

日本における電磁波規制

日本では「電気設備に関する技術基準を定める省令」の第二十七条において「特別高圧の架空電線路」については「静電誘導作用」による害を考慮し電場3000V/m以下、そして第二十七条の二において「変圧器、開閉器その他これらに類するもの又は電線路を発電所、変電所、開閉所及び需要場所以外の場所に施設するに当たって」、「電磁誘導作用」による害を考慮して磁場200μT(2000mG)以下という基準が設けられておりますが、本文を見ればわかる通り、いずれも、高容量の電力を扱う設備に対する取り決めです。屋内配線や家電製品から長時間、慢性的に被曝した場合の健康被害を予防するための基準ではありません。無論、9割以上の日本の住宅はそのようなことに配慮して作られてはいません。

本来であれば、電磁波の放射範囲を考慮して幹線や屋内配線の経路を考え、住宅の設計段階で、制御すべき問題だと私は思います。家電製品に関しても、きちんと根拠のある基準を設けて、その基準をクリアしなければ販売できないようなシステムにすべきです。

電場・磁場 それぞれの物理的特性に応じた対策

電磁波 電場 磁場 性質に応じた対策 プラグインアース

上記背景より、現状では寝室やリビングなどの滞在時間の長い場所をきちんと測定し、電場と磁場それぞれの物理的特性に応じて、ベッドの場所を移動して距離をとったり、場合によってはアーシングなどで対策していくこととなります。

その他、PCやスマートフォンであれば、充電しながら操作すると交流電源と接しているため、概ね500V/m前後被曝しますが、充電ケーブルを抜き、内臓バッテリーで駆動すると、直流のため、電場の影響はなくなります(但し、磁場は発生しています)。

電磁波測定 PC充電あり/なし

もちろん、短時間であればさほど気にする必要はないですが、在宅ワークやオンライン授業などがかなり一般的となってきているこの頃では、1日に5-6時間以上PC作業をする方は稀ではありません。これが、月単位、年単位でかさむと疲労への影響はかなり大きくなってきます。このように、少し知っているだけで大幅に電磁波の被曝を軽減できる方法がいくつかありますので、測定以前にご自身でできることであったり、電磁波に関してよくある質問についてはecoreのサイトのQ&Aページに良くまとまっておりますので、よろしければご参照ください。

アーシング
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